2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

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消えることは生活すること生の闘争からの逃避かもしれぬ だが私の中の不安を感じることができるならば二度生きようとは思わぬはずである ただコミュニティーが構成要素が容易に消えることを許容するわけがない 少なくとももう少しのあいだは その間私は宙吊…

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誰もが自らの為だけにいきれるほど強くはできていないらしい 別に何かの為に存立することを賞賛しているわけではない そのような形態をとらざるを得ないということだ そして自己を存立させるために他者を自己の行為の存在理由と見立てることが目下日常のほぼ…

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皆が何故そこまで生きれるのかわからない。 どぶの匂いを嗅いだだけでもしにたくなるのに…

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意識が知ってしまった無意識的な筋を主体が拒否して、回避行動を行うもそれがゆえにシナリオが現実化してしまうケース と回避行動を実現できることの違いとは一体どういう違いなのだろう…

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何故存在が尊ばれなければならないのか それは存在にとって他の存在が劣等であること、否定性こそ主体の存在の証明の安定に寄与するからだ どのような認識も対象との関係性は否定性を含んでいる 契約関係が常に他者よりも主体が得をするように 全く同等の交…

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何もかもがどうでもよくなってしまって というのも私がもう価値を見いだせるような 人間ではなくなったからであるが 道路に横たわる汚い虫の残骸のようなものだ それでも、いやだからこそ埋めるものが なにひとつない 大概の時間を内省に費やした 結果的に得…

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自分という曖昧な関係性を 忘れることができるのなら どんなに幸運なことであろうか

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死に際に明らかに 嘘に違いない幻想にもならぬ ゴミを宝だとヒステリックに叫んで 死んでゆくものが一体どれだけいることか それならばいっそのこと全てゴミだったと 言ってほしい いつまでこんなことを繰り返さなければならないのかうんざりしてしまう 己の…

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死と生の当落線上、打ち寄せる分節の波 動かずにただのたうちまわる境界を解ってくれないか私の揺れと平静を解ってくれないか わかるはずであるそう、わかるきっとわかる 私という境界が崩壊しようとしていることにきみは気づいているはずだ私が煙になるのを…

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認識は余さず想像の形態をとらざるを得ないこと

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幾度も死に損なった 機会が訪れるなら 死ぬこともまた決断を要すること それだけでうんざりしてしまう ならば生きるほどの意志があるのかと いわれれば、勿論ない 例えば、世話になったひとに礼のひとつでもするために頑張ってみようというような気概がない…

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飼い慣らされてしまうことの 居心地の悪さといったらない といっても現実では飼い慣らされなければ 生きてはゆけぬ 私が自由になりたいのは表象する方 イメージであって実体のどうのというのではないような気がする ただシニフィアンの効力の強さが実体を振…

出自不明

生じて、すでに不安だった。だがまだその時点では苦悩ではない。それはまだ出自不明な何かに対する漠然とした不安にすぎなかったのだ。だがやがてそれらは徐々に輪郭を露わにして長い長い混沌の闇の中にわたしを引きずり込み、本格的に苦悩へ溺れさせていっ…

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どのような存在も 差別化の関係性から逃れることは できない 言語がそのように差異によって 生じるほかないということの 苦痛 どのようなコミュニティーも スケープゴートを必要としている からだ 逃れられるものなら逃れたい というのが偽らざる気持ちである…