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弁証法は誤解されている

一見して統合などと語るがそれは異なる概念をベースの概念で包摂するといった、

ただそのままで分裂状態は解消もされないし

とくに何が変わったわけでもない

 

弁証法というものがあるとすれば

それは言語学でいうような共時的なものが通時的に変容するように文節が組み替えられるかたちでしかありえない

敵対する概念を乗り越える手法として弁証法を引用されるがすでに存在する既成の概念での包括を考えるのみで、つまり異なる概念を同じフォルダに整理するだけで概念の全体における位置付け、新たな解釈を生み出し得なかったりするのである