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とにかく一番我慢ならないことは

自己の無意識下では知っていることを意識では知らない、或いは敢えて知りたくないという連中が恐ろしく存在しているということだ。

結局、コミュニケーションはメタメッセージ以外でとる手法がないのだ。

 

疲れてしまった。およそできることと言えば何もない。部屋の隅でただ口を半開きにして突っ立てるしかどうしようもないことなのだ。何の抗いも効力を持たない。

丁度崩壊した学級の日常生活のようなものである。実質的にはもはや機能していないのに名目上の括りだけがある。

これが存在の現状であり、この先も気の霞むほど遠い暫定の内に続いてゆくのだろう。

憂鬱である 

もう生きる気がしない