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責任を負うことで自由を得る
それはわかっている
これまですべてそれが豊さであった
生の快活 効力を所有できる
厳密に言うなのならばそう錯覚できる
彼等がそれでいいのであれば
それでいい
ただ我々の見ているのは生の核についてだ
効力を失う、或いはこれからは効力を
半ば半永久的に所有することを実現化してゆくことが、どちらにせよ
根底にある核は変わらない
あれば私は所有しているという幻想を抱けるし、失えばかつて私は所有していたと思うのだろうし、それはかまわない
それはいいいっこうに構わない寧ろ科学的進歩で生の効力拡張は待ちに待っていたことだ
つまり自助努力で限られた一主体が効力を所有することに関して、
もはやそれはこれまでの何千万年から21世紀初頭までの話でこれからの事実をかたれないしまったく役に立たない概念だ
自助努力を促す時代は終わった
課題は
一つに自助努力を促す古い概念を捨て去ること
一つに生の核に関することだけが看過されること